アガリクス
南米ブラジル原産のアガリクスとは、ハラタケ科ハラタケ属のキノコです。他に姫マツタケ(ヒメマツタケ)とも呼ばれています。
アガリクスは、ビタミン、ミネラル、核酸、アミノ酸、酵素、蛋白、糖質、繊維、灰分、脂肪、エゴステロールなどを含有しており、β-グルカン類、ヘテログルカン、キシログルカンなどが、免疫細胞を刺激し、活性化させてくれるとされ、アレルギーや悪性腫瘍、血糖値抑制、動脈硬化、肝機能向上といった目的で活用されています。
キノコというと、陽のあたらない、じめじめと湿気のある場所に生育する、というイメージですが、アガリクスに関しては、太陽がしっかり当たっていて、スコールのような雨の恵みがないと育ちません。ブラジルのピエダーデ山地の人々は太陽のキノコと呼んで食しており、この地域には成人病がほとんどなかったとのことです。