高麗人参こうらいにんじん

 

未来へ輝く

新日本漢方株式会社は、より安全でより確かな美と健康をお届けしてまいります。

新日本漢方株式会社

お問い合わせはこちら

おすすめ書籍

薬用人参には、大きく西洋人参、シベリア人参、田七人参(でんしちにんじん)高麗人参(こうらいにんじん)の4種類があります。

高麗人参(こうらいにんじん)は、ウコギ科パナックスジンセングの根を用い、別名、朝鮮人参またはオタネニンジンと呼ばれています。

朝鮮半島の野生種が最上品といわれていますが、中国東北部でも栽培されています。

人参の漢字は、今から四千年前の中国、周の時代の銅鼎(どうてい)に既に記されています。参の上の「ム」は人参の花と枝葉を表し、「ム」の下の「一」は地面を、それより下は人参の根を表しているようです。この、人参の根が「人の姿に似ている」ことからこの植物の名前を「人参」にしたとのことです。

古来、中国では「人参は子供の血や肉が変形して出来たもの」と考えたようです。故に「人参は万病を治し、老化を防ぎ、生命を助ける」と珍重されてきました。

高麗人参の特徴

高麗人参こうらいにんじん朝鮮人参ちょうせんにんじんオタネニンジン

大補元気(だいほげんき)
高麗人参は優秀な補気薬です。疲労を回復し、抵抗力・免疫力を高め、元気を養ってくれます。

強心・強壮(きょうしん・きょうそう)
血糖降下、性腺ホルモンの分泌を促し、強心・強壮として用いられます。

補脾益肺(ほひえきはい)
消化器や呼吸器の機能低下による食欲不振、四肢の倦怠感、息切れ、呼吸困難などに用いられます。

安神(あんじん)
体力低下に伴う神経症状、不眠、動悸、不安感、健忘などに用いられます。

 

高麗人参(こうらいにんじん)は、長期間使用しても副作用がほとんど無く、応用範囲が広いのですが、体を温める生薬ですので、高血圧の方や便秘、口渇、ほてり、のぼせのある方が用いる際には注意をしましょう。

 

 

前のページへ戻る 生薬物語インデックスへ戻る